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認定製品〈第1回認定〉
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信号器材(中原区)の二つ目の製品が耐滑走性向上型非リブ式高輝度表示「グリットライン」。ミストグリップはカラー化で視認性を高め、安全性を向上させるが、「グリットライン」は、ガラス粒の反射を利用して歩行者の安全性を高めようとする製品である。「横断歩道の白いラインは、昼間は見やすいが、夜間、しかも、雨天などは、極端に見えにくくなる」と遠藤社長は開発の動機が歩行者の安全性の確保にあると強調する。一部のドライバーからは、その危険性が指摘されていた。道路標示のノウハウと専門知識を持つ同社だからこそ開発できた製品であるといえるだろう。
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磨耗時にも性能を確保

「グリットライン」の内容を表わす形容詞のなかに「非リブ式」という耳慣れない言葉があるが、これは、道路標示の種類の一つ。まず、リブ式というのは、高速道路の外側線などのように、これよりはみ出すと危険があるような場合、標示自体に突起を付けておき、この上を走ると「ガタガタガタガタ」と振動し、ドライバーに注意喚起する仕組みのこと。非リブ式は、リブ式ほど危険性はないが重要な標示というほどの意味である。
同製品は塗料の中に大粒径ガラスビーズと硬質骨材を混ぜた材料で、滑りにくく夜間でも反射性が高い。
主な特徴は、
・ 視認性が向上
大粒径ガラスビーズを散布し固着させているため夜間視認性が向上、雨天時でも水膜からビーズが露出するため視認性が確保される。
・ 耐滑走性が向上する
散布材として硬質の骨材を塗布表面に固着させており、滑りにくい。
・ 長期にわたって性能維持
塗料中のガラスビーズと硬質骨材を質量比で20%ずつ含有しており、磨耗時においても視認性、耐滑走性が維持できる。
・ 施工しやすい
なすりつける方式のスリッター式で施工できるため、従来の施工機材でも噴射式でも施工できる。

他の追随を許さぬ性能

最近、高輝度の道路標示材料にガラスを混ぜたり、耐久性を上げるためセラミックス骨材を混入するケースが増えているという。全国的には、道路の白線標示材のうち、こうした高輝度化、耐久性を向上させたタイプの割合は約一割にすぎない。信号器材はそれでも「製法、材料、施工法の3種類の特許を取っており、他社には真似できないものだ」(前島敏雄新製品推進事業部長)と自信を持っている。
というのは、標示材料に配合するガラスビーズの形状や骨材とのブレンド比率などに独自のノウハウを持っているからだ。
製法、材料、施工法で耐久性も向上させている。ここに、群馬県高崎市内に施工した標示の1年間のデータによると、反射輝度と滑り抵抗値の推移は、通常材は時間とともに性能が低下していくが「グリットライン」は驚くべきことに、反対に性能が上がっていくのだ。輝度は9ヶ月目から12ヶ月目にかけて数値が上がり、抵抗値も3ヶ月目から12ヶ月目にかけて徐々に抵抗値を増している。試行錯誤しながら粒の大きさ、ブレンド比率などを変えてきた成果が表れている。
同品の用途は、横断歩道だけでなく、他の注意喚起、例えば減速、急カーブ、信号機のない交差点への進入などの標示にも効果的である。さらに、カラー標示のミストグリップなどとも組み合わせて、より安全な道路づくりに貢献したいと考えている。

トータルコストでは割安に

すぐれた材料を投入、高い施工技術も必要なため、多少割高になるという問題がある。しかし、「それはイニシャルコストの問題で、ランニングコストを含めたトータルコストは割安になる」と遠藤社長は断言する。しかし、多くの自治体が単年度予算主義のため、ランニングコストでトータルコストを考えるという発想は少ない。
しかし、警視庁が高い関心を示し04年度から受注の実績を持つなど徐々に普及しつつある。
わが国の道路は、高速道路を含めて「建設から管理」の時代に入った。安全で、低コストの維持管理こそが、道路管理に求められる最大のテーマであり、「グリットライン」は、それに対応した製品のひとつである。

認定委員の評価
・歩行者の安全を守る優れた製品
・他社にはない特徴を持っている
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