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認定製品〈第1回認定〉
 認定製品第1回認定 > 【クリアーボイス】 伊吹電子 | 【疾風】 ショウエイ | 【ミストグリップ】 信号器材 |
> 【グリットライン】 信号器材 | 【サイクルン】 東海技研 | 【シフォンタンク】 日本原料 |
疾風 疾風
オリンピックなどの国際大会で使用される50mプールや温泉レジャープール、旅館の大浴場などの裏方で活躍、重要な役割を果たしているのがろ過装置である。ショウエイ(中原区)は、このろ過装置とろ過装置をキレイに洗浄するシステムを開発、販売している。今回、川崎ものづくりブランドに認定されたのは後者で、安全でしかも環境性も追求した循環型濁質除去装置「疾風(はやて)」である。
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ろ過装置をキレイに洗浄する

「最近納入した東京の300tサイズの温水プールでは、節約できた水道代とガス代は年間113万円、別の12tサイズが二つの大型浴場でもほぼ同額の113万円節約できました」と、ショウエイの辻永社長は、同システム導入の効果を具体的に示す。
温水プールや浴場などには必ずといっていいほどろ過装置が取り付けられている。水道代が高額であり、温水化のガス代などのエネルギーコストがバカにならないため、循環ろ過しながら水を使いまわしている。
ところがこのろ過装置の汚れは予想以上に急ピッチで進む。例えば、一般家庭用の風呂では4〜5人が入るとそのお湯は、公衆浴場であれば許可されないほどの濁度になってしまう。プールや温泉も同様に汚れているが、常時循環ろ過されているため気がつかないだけという状況にあるという。これだけの汚れをろ過するには、ろ過機本体を定期的に洗浄(逆洗浄)することが欠かせない。それが「疾風」で、ろ過装置のための洗浄システム。ろ過機に接続、逆洗浄時だけ専用の水路を作り、装置内を洗浄する。
通常は、逆洗浄した水は、ほとんどそのまま捨ててしまうが、「疾風」はこの排水を再利用するのも特徴である。この結果、水道代と加熱コストとが節約でき、冒頭のような効果が出るわけだ。ちなみに逆洗浄の頻度は、温水プールの場合週2回で、1回に10分程度、浴場の場合は毎日で5分程度実施する。

逆洗水を強力フィルターでろ過
「疾風」の特徴は、強力なろ過能力のフィルターを使っていることと、効率的な逆洗浄方法と二つある。
第一の強力フィルターには同社のノウハウがぎっしりと詰まっている。逆洗浄水は通常、白濁が目にはっきりと見える程度では濁度300を示す。これを「疾風」のフィルターを通すと瞬時に0.5度未満になる。フィルターは高精度タイプと精度は高くないが長寿命なタイプがある。
第二の特徴である逆洗浄方法は、他社に真似できない同社独自のオリジナルな手法である。その原理は、洗浄時に生じた水の流れを利用して、フィルターについた汚れを吹き飛ばしてしまうことにある。このため、フィルターを長寿命化でき、1日1回の逆洗浄であれば約半年間使用できるという。また逆洗浄の間、高濃度の塩素を注入させ、ろ過システムのろ材や配管を殺菌している。「疾風」はこの塩素の濃度も自由に設定でき、レジオネラ症対策としても効果がある。
環境対応で市場規模が拡大

「疾風」がこれだけ世に受け入れられたのは、コスト削減効果が高いことが評価されただけではない。今、世界的な課題となっている地球温暖化防止という環境対策にも役立つからだ。つまり、「疾風」によって可能となった水とエネルギーの節約分は、水道水を作るために要したエネルギーと、温めるのに使うエネルギーの分だけ、二酸化炭素排出量を削減したことになるからだ。
今、多くの企業が品質ISO認証に続いて環境ISOの認証取得に動いている。プールや温泉など水を多く使う企業経営者も同様で、継続的な環境保全活動が義務付けられているといっていい状況にある。「これまではコスト削減メリットだけアピールして販売してきたが、これからは、環境性能を前面に打ち出す必要がある。今後も疾風のようなグリーンテクノロジーに経営資源を集中させていく」と辻社長は手応えを確かめている。

認定委員の評価
・水資源を有効活用
・水循環により熱エネルギーのロスも少ない
・販売実績もあり、市場性が高い
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