川崎ものづくりブランド
HOME 製品に関するお問い合わせ プレスリリース 認定製品 認定申込 川崎ものづくりブランド推進協議会
認定製品〈第2回認定〉
 認定製品第2回認定 > 【KIS-501】 久下精機 | 【リングビー】 三喜工業 | 【SWT-9000シリーズ】 サンコウ電子研究所 |
> 【WINTEX-880A】 太陽電音 | 【湿式プラスチックス処理油化装置】 テスコジャパン |
> 【キットパス】 日本理化学工業 | 【Stag Beetle】 日の出製作所 |
キットパス キットパス
ホワイトボードに書けて揮発しないため最後までかける
粉が出て困る学校や病院や工場での利用に最適
会社概要はこちら
チョークづくり68年

工場は、あの昔懐かしい学校の教室の甘い匂いがする。そうあの匂いはチョークの匂いであったと気付かされた。
大山泰弘社長は、「昭和12年に父親である初代社長大山要蔵が、当時白墨(石膏チョーク)を使っている学校の先生に肺結核が多いということを知って、米国にあった衛生上無害の炭酸カルシウムを原料としたダストレスチョークの国産化をめざして、日木理化学工業を設立しました。以来、これまでチョークづくり一筋に現在までつくり続けています。」と静かに語る。現在ダストレスチョークは、ホタテ貝殻が廃棄物として処分に困っていたものを高純度の海洋系炭酸カルシウムとして再生、活用して、より書き味のよいチョークをつくっている。
「キットパス」は、父親がつくったダストレスチョークの発想をもとにして、より利用範囲が広い新しい固形マーカーの開発をめざしたことに始まる。完全に粉のでないチョークづくりであった。半世紀以上、親子2代かけてのチョークヘの挑戦である。

書き味にこだわる
粉の全く出ないチョークづくりは、材料探しから始まった。そのポイントは、「安全な材料である」こと、「簡単に消せる」こと、「書き味がいい」ことである。この3つの条件を完全に満たす材料探しが始まった。大山社長が特にこだわったのは、「書き味」である。「滑らかでいて、適度な筆圧が表れる味が大切です。」と言う。数多くの材料を実験した結果、口紅の原料であるパラフィン系樹脂が最適であると判断した。これならばたとえ子供が口に人れても大丈夫である。次に「消しやすさ」が問題である。黒板でこれまでのチョークのようにさっと消せるようにするかである。これを解決するために、キットパス専用のクリーナーと専用板面を用意することとなった。既存の黒板には、シートを貼るだけでよい。このシートを使えば濡れた拭き物ならより簡単に消せ、濡れていても自由に書けることも特徴となる。大山社長がこだわった「書き味」は、チョークのように硬い感じではなく、柔らかく滑らかである。色も8色そろっており、当然手に粉が付くこともない、新しいチョークタイプのマーカーである。
黒板からホワイトボードヘの挑戦

「キットパス」は、粉を嫌う環境において好評である。「病院や飲食店のように清潔でなければならないところで利用されています。また揮発性のマーカーのように刺激臭がないことも好評です。さらに、塾などでぜんそくをかかえている子供がいる場合など粉を出さずに授業でき、子供に良い環境提供するには適しています。また、コンピューター室などでのほこり、ちりなどに敏感な部屋での利用、一般のオフィスの会議室でも粉や油性マーカーの剌激臭を嫌うケースも多く、快適な環境で会議などができる点で好評です。」と大山社長はキットパスの利用の広がりに期待している。新しい「キットパス」は、油性マーカーに代わる商品であるといえる。先ずは「ホワイトボード」への販路拡大である。
「ホワイトボードマーカーの国内市場は28億円とも言われているが、キットパスが当面市場の10%を占めることを目標にしています。」と大山社長は抱負を語る。
日本理化学工業は、これまで沢山の表彰を受けている。近年だけでも、2004年には、神奈川県優良工場表彰、川崎市政80周年記念「新製品・新技術奨励賞」、2005年には、企業フィランソロピー大賞特別賞(社会共生大賞)を受賞している。キットパスは、地域に根ざした企業が生んだ、人に優しい製品である。

認定委員の評価
・書き味への商品性に対するこだわりを感じる
・現場の課題をよく理解してまとめた製品
・優れた企業姿勢から生まれた製品
会社概要はこちら
| 戻る |
ニュースバックナンバー リンク集 プライバシーポリシー お問い合わせ サイトマップ
 Copyright(C) KAWASAKI MONODUKURI BRAND.All Rights Reserved.