川崎ものづくりブランド
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認定製品〈第2回認定〉
 認定製品第2回認定 > 【KIS-501】 久下精機 | 【リングビー】 三喜工業 | 【SWT-9000シリーズ】 サンコウ電子研究所 |
> 【WINTEX-880A】 太陽電音 | 【湿式プラスチックス処理油化装置】 テスコジャパン |
> 【キットパス】 日本理化学工業 | 【Stag Beetle】 日の出製作所 |
遊具リングビー 遊具リングビー
 
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ものづくり大好き社長のアイディア

川浪社長は、「子供のときからものを作ったり、作ることを考えるのが大好きで、そのまま大人になってしまいました。」と笑顔で静かに話す。昭和32年に前身の川浪鉄工所から三喜工業となり、主にいすゞ自動車のトラック用ミッションの部品加工を行ってきた。昭和47年から両替機やゲーム機器用のメダル送出機(ホッパー)を製作・販売するようになる。業績は順調にのびる一方で、公園を散歩している時、何か子供と大人が遊べる遊具をつくりたいと考えはじめた。「公園で、硬いボールでの遊びは禁止されている。バトミントンは風に弱く、フリスビーは周りの人にあたると危険でもある。安全で子供から大人まで幅広く楽しめるものがないだろうか。それが、リングビー開発のきっかけでした。」川浪社長のお孫さんが一緒に公園で遊ぶことも、新しいフライングディスク開発の動機になっているようにみえる。
従来のフライングディスクは、硬いプラスチック製が多いこと、投げ方が難しいこと、当たると危険なことなどから大人向きになっている。そこで「弾力性があり、投げやすく、風の影響を受けにくく、真っすぐ長い距離飛んで、安全であるフライングディスク」をつくろうと川浪社長の試行錯誤がはじまる。川浪社長は、なにか考えて試作品を作っているときが、本当に楽しいと言う。

安全安心のフライングディスクの材料は何か
最初に適切な材料探しから始まった。材料の条件はつぎのようなことを満足させる材質である。
・衝撃を吸収する柔らかさ
・高密度、高弾力でしっかりしている
・子供が引っ張り合っても切れない強さ
・吸水性がなく、水に浮く
・色が鮮やかで、文字印刷が落ちない
・汚れても台所洗剤で洗える
これらの条件を満たす材料がなかなか見つからない。当初は台湾での材料調達を考えていたが条件にあうものはない。さらに中国においても適切な材料は見つからず、やっと国内で生産されている特殊なゴムスポンジを見つけることができた。条件に合い、さらに色ののりもよく、鮮やかな「橙」「青」「黄」の3色が現在つくられている。
次に形態は、衝撃をやわらげるためディスクの中を抜いてリングにして、当たっても痛くない形状とし、全体としては川崎を意識して「歯車」形とした。適度な重さはオーバースロー、アンダースロー、サイドスローでも投げることができる。投げられたリングビーは真っすぐ飛び、強く投げると「ブーン」と音がする。
小学校校庭に飛ぶ歯車型のリングビー

現在川崎市内の小学校に配布しており、体育拠点校で試験的に使われている。遊び方は、現在のところ次の3つであるが、リングビーが広く使われれば様々な遊びが考えられてくると川浪社長は目を輝かせている。
【キャッチリングビー】
野球のキャッチボールのように2人もしくは複数人でリングビーを投げてキャッチする基本的な遊び方
【ドッジリングビー】
ドッジボールのルールでボールのかわりにリングビーを使う。当たっても痛くなく安全にできる
【ハンドリングビーとサッカーリングビー】
ハンドボールのルールで、ボールのかわりにリングビーを投げてパスを行う。ただし、4歩以上歩いては反則となる。これを広いグランドで行えばサッカーリングビーとなる
川浪社長の手もとには、川崎市の小学校で実際に子供達がリングビーで遊んだ感想文がある。珍しさもあるが子供達は「楽しい」との評価で、先生からも大変な好評を得ている。ものづくり大好き社長の真骨頂である。近くの公園で、親子で、子供どうしで、おじいちゃんと孫とで、恋人どうしで、リングビーが楽しまれる日を待っている。

認定委員の評価
・素材に優れた、ボールにかわる新しい商品
・安定した経営基盤から生まれた自社開発製品
・ポテンシャルをもった製品
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