「当社は、社名の通り創業以来42年間、通信、音響、映像、無線の4部門を中心に、技術開発、製品及びシステムの開発と製造・販売をしてきましたが、21世紀は地球環境保護の時代になると考え、4部門に環境部門を加え5部門としました。先の4部門は、大手企業の下で順調に育ってきたが、太陽電音のブランドとして社会に通用する製品を持つことにチャレンジしました。」と岸会長は語る。
それが、自然エネルギー活用への挑戦で、「小型3枚翼プロペラ型風車」が誕生した。
この新しく誕生させた環境部門は、これまで蓄積してきた技術や生産・販売と全く無縁なところから設けたのではなく、4部門で培った、防災無線装置、映像監視装置、道路交通情報通信装置、非常用拡声放送装置などへの電源を自然エネルギーで供給しようとするものです。
新しい部門を立ち上げ、未知の世界に挑戦するにおいても、これまでの蓄積を基盤とするところは手堅い社風がうかがえる。
「21世紀は環境の時代」になるという確信から自然エネルギー利用装置の開発にとりかかり、風力発電装置、小型水力発電装置など開発中で、現在3枚翼プロペラ型風車が3機種、サボニウス型風車が1機種完成し、その中で、880Aの小型風車が“川崎ものづくりブランド”製品として認定された。
さらに、風力発電と水力発電を利用したシステム化なども今後広げることで、21世紀の時代に対応した事業展開をめざしている。 |