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認定製品〈第2回認定〉
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WINTEX-880A WINTEX-880A
21世紀は環境(クリーンエネルギー)の時代になるとの確信から、自社開発で3枚翼プロペラ型小型風車を開発した
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新事業へのチャレンジ

「当社は、社名の通り創業以来42年間、通信、音響、映像、無線の4部門を中心に、技術開発、製品及びシステムの開発と製造・販売をしてきましたが、21世紀は地球環境保護の時代になると考え、4部門に環境部門を加え5部門としました。先の4部門は、大手企業の下で順調に育ってきたが、太陽電音のブランドとして社会に通用する製品を持つことにチャレンジしました。」と岸会長は語る。
それが、自然エネルギー活用への挑戦で、「小型3枚翼プロペラ型風車」が誕生した。
この新しく誕生させた環境部門は、これまで蓄積してきた技術や生産・販売と全く無縁なところから設けたのではなく、4部門で培った、防災無線装置、映像監視装置、道路交通情報通信装置、非常用拡声放送装置などへの電源を自然エネルギーで供給しようとするものです。
新しい部門を立ち上げ、未知の世界に挑戦するにおいても、これまでの蓄積を基盤とするところは手堅い社風がうかがえる。
「21世紀は環境の時代」になるという確信から自然エネルギー利用装置の開発にとりかかり、風力発電装置、小型水力発電装置など開発中で、現在3枚翼プロペラ型風車が3機種、サボニウス型風車が1機種完成し、その中で、880Aの小型風車が“川崎ものづくりブランド”製品として認定された。
さらに、風力発電と水力発電を利用したシステム化なども今後広げることで、21世紀の時代に対応した事業展開をめざしている。

小型風車の性能
小型風力発電は、大きく4つの装置から構成されており、「風を受けとめ回転運動に変換する風車装置」、「発電装置」、「蓄電装置」、「制御装置」。風車装置は、水平軸3枚翼プロペラ型で、翼(ブレード)の直径は1280mmGFRP製、最大出力880W(風速17m/s)、定格出力680Wという仕様で、カットイン(風車が回転をはじめる風速)は、1.5m/sと低風速に対応しているところが特徴。発電装置は、ネオジウム磁石式三相発電機でコアレスニ重構造(特許出願中)として回転時のコギングがなく低速からの発電が可能です。
制御装置は、蓄電制御とプロペラの回転制御とがあり、風車は安全上、風速約12m/s(回転数約1300rpm)で電磁ブレーキをかけて高速回転を停止させる。また、風車装置からの発電は交流であるため直流に変換。あわせて過剰蓄電、過剰放電を防止し、変動する風力発電を効率良く蓄電していく制御を行い、これらが一体的に稼働することで高効率の発電が可能となっています。
自社製品化への10年の苦労

この小型風車の開発は、1)安全 2)高効率 3)デザインの3項目を揚げ、システム設計、電気設計、機械設計の隅々まで100%自社技術を開発のテーマとして、社内の技術スタッフが地道に研究し手づくりで試作品を作成し、実験を繰り返して完成させた製品である。実験室には、現在の形になるまでの数多くのFRPの試作品が並び、ブレード高速回転試験の為の安全防護柵で囲われた風力実験装置などがある。
太陽電音としては、先の小型風車の構成装置のうち発電装置、蓄電装置、制御装置は、十分に技術的蓄積も生産実績もある。それでも、発電機ではネオジウム磁石による、うず電流損の減少化、独特のコアレスニ重構造という新技術の採用などで発電効率向上に挑戦しました、その中で、特にプロペラ開発に関しては、これまでと全く違う分野であり、一から開発を進めていかなければならず、そのため、風力発電の専門的研究を行っている足利工業大学や三重大学の指導を得ることで、現在のブレードが完成した。このブレードの開発によって、現在880Aの他、中型の3000A(ブレード直径2500mm)、220Aが生まれている。
「今後の販売は、商用電力が届いていない地域での監視施設や、通信施設への電力供給を突破口に、学校などの公共施設、家庭用へと広げていく方針です。さらに小型水力発電装置の開発も始めており、“環境部門を21世紀の柱に据えたい”」と岸会長の意志を引継ぎ木村社長の経営戦略は膨らんでいます。

認定委員の評価
・環境をキーワードにした製品
・企業蓄積を活かした自社製品
・環境産業発展の製品
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