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CCFLレーザー溶接装置 CCFLレーザー溶接装置
液晶テレビのバックライトであるCCFL の自動電極溶接装置として、国内外トップメーカーに納入
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営業の無い研究開発企業

 「創業以来一貫して誰も手がけたことがない装置を世に送り出すことを理念としてきました。」矢野定雄社長が静かに語った言葉である。メカトロジャパン社は、これまで電気、電子、自動車、機械、医療、ナノテクノロジーとあらゆる分野での省力治具から自動化ラインの総合コンサルティング、装置の開発、製造までを行っている。「営業はしていません。どこでも断られた案件や製造方法が見つからないというような案件が飛び込んできます。」よって、案件は、その都度内容や条件や要求項目が異なるため、会社はいつも追い込まれているような緊張した環境にあるという。特に最近は、携帯電話に代表されるように新製品が出てから次の新製品が出るまでの期間が毎年短くなっている。その分開発期間に負担がかかっており、前には開発期間が6か月といっていたのが、今では3か月という状況にある。この開発への負担が年々大きくなるだけ、メカトロジャパンへの案件が増えてくる傾向が続いているという。当然、メカトロジャパンでの開発期間も非常に短期の要望となってくる。そこで、これまでに培ってきた技術をベースに、自社技術の自社製品をつくることで、次の発展をめざしたのが、CCFLレーザー溶接装置である。これまでの持ち込まれる案件の解決だけでなく、自社製品を持つことで企業の安定と社員の誇りが生まれることが期待された製品となった。

自社製品のヒット
 CCFL電極とは液晶用テレビに用いられるバックライト電極(冷陰極蛍光ランプ)で、これまで抵抗溶接により電極溶接が行われてきたが、抵抗溶接は歩留まりや品質等で課題をかかえていた。この課題を解決する製品としてYAGレーザーと独自の自動化技術とを組み合わせたCCFLレーザー溶接装置が開発された。これら新しい技術は、他社の追従を許さない体制をつくっている。
テレビの大型化が進み、ブラウン管方式から液晶方式に転換されており、大型液晶ディスプレーは背後にバックライトとしてCCFLが16本から32本程度用いられている。よって、バックライトであるCCFLは、液晶ディスプレーや液晶テレビが普及すればするほど需要が大きく増える。このCCFLの電極を溶接する装置がメカトロジャパン社のレーザー溶接装置である。液晶大型テレビは、わが国や東アジアの各国、欧米の各国でも急拡大しており、そのためバックライト市場も急拡大している。そのような影響から日本の大手ランプメーカーにとどまらず、海外のトップメーカーからの引き合いが増加しており、広く受け入れられている。ただ、CCFLは、メーカーによって形状や材質が異なるため、メーカー毎に個別に最適システムを供給することが求められている。特に今後液晶テレビの生産の成長が見込まれる中国、台湾、韓国の市場での販売増加が期待されている。
市内企業との連携

 メカトロジャパン社の理念を見ていると、若い技術者が技術開発していく面白さと大変さが思い浮かんできそうである。「感動に出会いたい − 一人一人が装置である。新しい創造に関わることで得られる感動に出会いたい」、「逆転の発想の水脈 − 既成概念を破壊し、あらゆるマイナス条件をプラスに逆転させる水脈」「見果てぬ夢と冒険心 − 一見徒労に思える冒険が必ず実る」「ヴァージンな想像力 − 創造性は経験に依存しない」などが並ぶ。これらを矢野社長は、「新規性の高い技術開発、既成概念を覆す構想、貢献している。お客さまを感動させる製品づくりを心掛けていますが、本当にストイックになりますね。」と言う。このような研究開発型企業が成立つのは、川崎市、横浜市、大田区の一帯で、わが国でもごく限られた地域であるといえる。メカトロジャパン社の製品が出来上がるのも、「川崎市内の多くの加工業者さん、協力会社さんがあるお陰で、それら企業の方々との連携プロセスが大切で、長年のこれら企業との付き合いがあったからこそ出来た製品が今回のヒットとなりました。」と製品化への秘密(?)を教えてくれました。ものづくり川崎の一側面がここにある。このCCFLレーザー溶接装置の基本的な技術部分は、CCFL以外でも多様に発展しそうである。今後も新しい技術開発による商品が生まれる予感をさせるCCFLレーザー溶接装置である。

認定委員の評価
○ 他社の真似のできない技術。代替技術の無いオンリーワン製品。
○ 今後の市場性が高く、独自性、先発性、技術力が高い。
○ 基盤技術として高度なレベルにある。
○ 産業を支える高度な技術で社会に貢献している。
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