「創業以来一貫して誰も手がけたことがない装置を世に送り出すことを理念としてきました。」矢野定雄社長が静かに語った言葉である。メカトロジャパン社は、これまで電気、電子、自動車、機械、医療、ナノテクノロジーとあらゆる分野での省力治具から自動化ラインの総合コンサルティング、装置の開発、製造までを行っている。「営業はしていません。どこでも断られた案件や製造方法が見つからないというような案件が飛び込んできます。」よって、案件は、その都度内容や条件や要求項目が異なるため、会社はいつも追い込まれているような緊張した環境にあるという。特に最近は、携帯電話に代表されるように新製品が出てから次の新製品が出るまでの期間が毎年短くなっている。その分開発期間に負担がかかっており、前には開発期間が6か月といっていたのが、今では3か月という状況にある。この開発への負担が年々大きくなるだけ、メカトロジャパンへの案件が増えてくる傾向が続いているという。当然、メカトロジャパンでの開発期間も非常に短期の要望となってくる。そこで、これまでに培ってきた技術をベースに、自社技術の自社製品をつくることで、次の発展をめざしたのが、CCFLレーザー溶接装置である。これまでの持ち込まれる案件の解決だけでなく、自社製品を持つことで企業の安定と社員の誇りが生まれることが期待された製品となった。
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