ニクニは、ポンプを中心とする産業機械部門と光学機械、半導体製造装置などの精密機械部門との二本柱で事業を行っている。ホワイトイオンバスは、産業機械部門のポンプ事業の新しい展開を図る製品となる。
ポンプにはいろいろな形があるが、ニクニは特に「渦流タービンポンプ」を得意として国内でトップシェアを占めている。ニクニの渦流タービンポンプの特徴は、小型、小流量で高圧が得られ、非接触構造の回転ポンプであるため耐久性が高く、低温(-50℃)から高温(250℃)までの液体移送が可能なことである。この技術が評価され、精密な管理が求められる半導体、液晶、電気・電子の生産プロセスで使用されている。また、渦流ポンプ以外にもうず巻きポンプや真空ポンプも化学工業等で利用されている。このような、技術の蓄積によりマイクロバブルジェネレータが誕生した。
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