「メガニッケル」を可能とする技術は、大型めっき槽の稼働を支える設備、ソフトウエア、そして職人技とがそろわなくてはできない。無電解めっきは、化学反応によってめっきを行うものであるが、大型になればなるほどそのめっきの均一性が難しく、槽内での反応状態を製品の形状や大きさによってコントロールしなければならない。石田社長はブラザー社が持つ技術を3つあげている。その第一は、槽内の温度コントロール技術、第二にめっき液の精密濾過技術、第三にめっき作業を熟知する職人技であると。この技術蓄積が、川崎の高度技術産業を支えているといえる。 |