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高効率電源回路技術を基礎に |
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低炭素社会づくり、脱石油燃料社会への移行は、現代に求められた大きな課題となっている。20世紀の基盤が石油に基づいて出来上がってきたことから、21世紀は新しいエネルギーを探し求めなければならない時代に入った。特に運輸部門は、石油への依存が大きい分だけ、多様なエネルギーの利用が想定されるが、その中でも電気自動車は、最有力候補であり、その普及は電池の開発と充電の方法が鍵を握っている。ガソリン自動車の普及を支えているのが、どこにでもあるガソリンスタンドであり、電気自動車の普及を支えるのは、充電スタンドがどれほど基盤として整備されるかにかかっている。電力スタンドは、これまでの石油スタンドと異なり、危険性がほとんどなく様々な規制がかかることはない。その意味で、人の集まる場所や、車を一定時間駐車する場所などでの立地が想定できる。例えば、大型商業施設、病院、公共施設、ホテル、駐車場飲食店などが考えられるが、それら施設に置かれるのが本製品である。
また、一般利用者が簡単に充電できる必要がある。難しい操作があるようでは充電スタンドの普及は難しい。その意味で高砂製作所社製の急速充電器は、充電コネクタを自動車の受電コネクタに差し込み、スタートボタンを押すだけで自動的に充電され、充電後は自動的に停止する。
TQVCシリーズの特徴は、「高効率」、「低ノイズ」、「安全性と使いやすさ」によって、AC200V3相の受電ラインから取込み、最大50KWの電力を車両に供給して、15分〜30分程度で、80Km〜160Kmの走行が可能な電力を充電することができる。
同社は、自動車メーカーや電池メーカー等に数多く実績のある電力回生型充放電試験システムで培った技術により、外部に対するスイッチングノイズの影響を最小限に抑え、入力力率を1に近くすることで配電設備への影響を少なくする等、高効率、低ノイズを実現している。
「安全性」においては、過電流、過電圧、過温度などの保護機能に加え、車両ECUからの通信を受けて定電流/定電圧制御を行っている。
電気自動車急速充電器のもう一つの特徴は、車両側から時々刻々と送られてくる制御指令に対して、電気車両用やハイブリッド車の開発等に使用される電池充放電装置の充放電制御ノウハウを応用し、CAN通信を用いたリアルタイム通信制御技術を実現している。また、本製品の運用管理に対する保守運用サポート体制ができており、いよいよ電気自動車時代へのステップが踏み出されようとしている。
認定委員の評価
○ 電源メーカーとして技術的優位性がある
○ アフターケアに重点を置いている
○ 電気自動車社会インフラとしての意義は大きい
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