川崎ものづくりブランド
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認定製品〈第8回認定〉
 認定製品第8回認定 【OSMOPod】株式会社オスモ | 【コロコロくん】佐々木工機株式会社 |
【ナノ・グラインド】三和クリエーション株式会社 | 【アイパス】スポットロン株式会社 |
【パスート】株式会社大洋電機エンジニアリング | 【EYE-QUE EX】ビルコン株式会社 |
【らくさし君】ヒロキ産業株式会社 | 【WM7000】森田テック株式会社

三和クリエーションのキャッチコピー

 

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ナノ・グラインド

高精度ピン・シャフトの生産

人間の髪の毛の太さは80μ(ミクロン:0.08mm)といわれてる。この髪の毛より細い50μの糸のような金属棒(ピン・シャフト)をつくる技術が「硬質難削材の精密研削・研磨加工」である。三和クリエーションは、商品名「超硬ミクロンピン」として販売しているが、この技術は国内では三和クリエーションを含め3社のみが供給可能である。この超硬合金製極細線は、ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルの噴霧孔の微細穴を加工するために必要な放電電極細線として開発されたものである。この加工を可能としているのが「ナノ・グラインド」技術で、ダイヤモンド砥石やダイヤモンドパウダーを使って精密研削する技術である。特にピン・シャフトでは、「外径精度」や円の正確さをみる「真円度」や「表面粗さ」を極めて高い精度で加工することが求められる。その精度は100ナノ(1万分の1mm)レベルで、現在10ナノでの研削精度も一部で可能となっている。まさに、最先端での精度技術がナノ・グラインドである。


ナノ・グラインド技術の多様な展開

ナノ・グラインド技術は、次々と新しい製品を生みだしている。超硬合金製極細線の利用としては、携帯電話やカメラのオートフォーカス機構に欠かせない摺動ピンがある。また、超硬合金のみならずセラミック製のシャフトも生産している。セラミックの材料であるアルミナにはピンホールがあり、切削・研磨を行なうには特殊な技術が求められる。例えば腎臓透析や家庭用燃料電池では精度の高い流量コントロールが求められ、定量ポンプ用のセラミックシャフトは表面粗さを80ナノ以下で仕上げている。微細穴を削る技術からは、LED基板用精密ノズル(穴径0.1mm以下)、インクジェットノズルが生産されている。また、切削・研磨の材料としてのダイヤモンドを生かした製品として、ダイヤモンドの工業用刃物やダイヤモンドのワークレストやVレストが生まれている。このように高精密切削・研磨技術から様々な製品が生まれているところが、三和クリエーションの強みとなっている。


技術を支える職人技と独自開発の治具

川崎市中原区宮内にある三和クリエーション本社工場は、整然と40台近い研削・研磨加工機が並んでいる。社員はそれぞれの技能ごとに加工機の前で作業している。経験を積んで次第に難しい技術を必要とする加工機の前に立つことが出来る。また、加工機も独自の改良が加えられており、治具なども独自で開発されたものが使われている。ここに、ナノ・グラインドの技術を支える三和クリエーションの独自性・特異性が潜んでいる。手塚健一郎社長は自信をもって、「うちの技術は、まねしようとして出来るものではありません」と話している。ナノ・グラインド技術の展開は、今後ますます多方面で新しいものを生み出して行くことを予感させる。


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