川崎ものづくりブランド
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認定製品〈第8回認定〉
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アイパスシリーズ

ニッチな商品をニッチな市場に

スポットロン社は、昭和40年代にカメラの露出計の輸入販売を行なっていた。その時の製品名がスポット露出計というところから現在の社名が生まれている。その後、スポット溶接の様々な溶接電流の測定機器の開発、生産、販売を行ない、その他加圧力計などを製品として加えている。後藤社長は、この会社の基盤となっている製品群に加えて、ベンチャー企業としての新しい製品開発を目指していた。「ニッチな商品をニッチな市場に」を目指して開発を行い生まれたのが、ソーラー/バッテリー電源の屋外用監視カメラ「アイパス」シリーズである。本製品は、ニッチでも確かなユーザーがある市場に応えるかたちで製品として開発された。


全国でひろがる不法投棄を監視する

そのニッチな市場とは、全国で深刻な問題となりつつある「不法投棄」である。開発のきっかけは、ある企業から不法投棄対策の相談を受けたことにある。一般市民の生活から出るごみや企業活動などによって排出される産業廃棄物が、不法に山野、河川などに投棄されており、大きな社会問題となっている。香川県の豊島(てしま)、青森県、岩手県の県境は国内最大級の不法投棄場となっているほか、全国各地で多くの不法投棄が発生している。この対策として監視カメラの有効性が認められ、山間部の不法投棄されている場所にカメラを設置し、犯罪者を摘発する証拠として監視カメラで記録された映像が採用されている。しかし、これら山間部では商用電力を得られないケースが多く、また赤外線暗視カメラは消費電力が大きく、電源の確保が課題となっていた。


100%ソーラー電源でバッテリー交換も不要

「アイパス」シリーズでは、この課題をスポットロン独自の省電力回路により解決を図った。常時映像を撮る必要はなく、不法廃棄者が廃棄する行為を行なう時、またはその場所に侵入した時に撮影されればよい。よって、待機時は、センサーのみを稼働し、他の電力は止めておくことで省電力が可能となる。しかし、センサーが感知した時には、各装置が速やかに立ち上がらないと撮り逃がすことになるため、回路設計のポイントはこのシステム設計にある。その結果、充電型バッテリーでは、週1回の充電・交換で十分となった。さらに、ソーラーユニットを追加することで、バッテリーの充電・交換が不要な屋外監視カメラシステムも完成した。これら独自の省電力設計により、他社では20s〜40sの重量のバッテリーが、「アイパス」シリーズでは13sと軽量化する事が可能になった訳である(実用新案取得済み)。さらに、カメラ部分と録画・電源部分の分離を図り小型化を実現した。このことにより移動や設置が容易となり、山の中での設置を実用化している。

現在は、不法投棄防止のための監視カメラとして利用されているが、野生動物の監視、農産物盗難防止の監視、落書き防止の監視などの利用に関しても注目を集めた製品となっている。


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