川崎ものづくりブランド
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認定製品〈第10回認定〉
認定製品第10回認定 【金胎麗漆】有限会社相和シボリ工業 | 【トグル制震装置】株式会社E&CS |
【CATOXシリーズ】株式会社キャトックス | 【クイックナップ】株式会社サンナイオートメーション |
【NISSEI・マイクロ5AX】有限会社日成工業 | 【“省金”めっき技術】AI TECHNOLOGY株式会社 |
【エレクトライク】株式会社日本エレクトライク | 【VF-DVR-001】株式会社日本ヴューテック |
【VOXELAN】株式会社浜野エンジニアリング | 【エコスペーサー】株式会社廣杉計器 |
【Model PMA100】美和電気株式会社

VF-DVR-001

 

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VF-DVR-001

基板用スペーサーに着目し、多品種・少ロットで規格化

VF-DVR-001株式会社廣杉計器は、設立当初計測器の設計・組立をしていたが、現在はスペーサーの製造販売を主要事業としている。スペーサーとは、主に電子回路基板とシャーシの間に挟んで、回路部品同士が接触しないように離隔距離を保つための部品である。
 同社では、創業時に計測器の回路基板に使っていたスペーサーがカスタム品で高額であったことが事業転換の着目点となり、設計者が使用しやすいよう製品として多品種・少ロット対応する事業を展開した。現在、同社のスペーサーは金属製と樹脂製の両方を製品ラインナップし、2万アイテムに上っている。これほどまでスペーサーに特化した会社は、世界でも類を見ず、国内シェアも7割(当社推定)に及んでいる。1個数円からの部品もあるが、全製品の図面やCADデータを提示できる体制をとるなど、回路設計者など顧客満足度の高い取り組みを徹底している。また、自社独自の製造装置、電子顕微鏡や検査機などを整備して品質保証体制も万全である。


先行してRoHS指令の規制値以下に鉛含有率を抑制

現在、EUで施行されているRoHS指令(電子・電気機器における特定有害物質の使用制限)では、各電子機器等における鉛、水銀、カドミウム、六価クロムといった環境や人体に有害物質の含有率を制限している。例えば、製品全体での鉛の含有率は、1000ppm(0.1%)以下に規制される。現在、合金はRoHS指令適用外になっていることから、黄銅やアルミ合金製の同社スペーサーはEU地域でも販売可能である。しかし、素材には通常数%程度の鉛が含まれており、このまま使用制限が強化され適用除外事項も外されることがあれば、今後輸出が困難になってくる。そこで、素材メーカーとタイアップして長期安定的にRoHS指令に堪える鉛レスの「エコスペーサー」を同社では開発した。その結果、「エコスペーサー」では、鉛含有量10ppm(0.001%)以下となっている。
 製品化までには、六角棒材の細径化や曲りの矯正など難しい課題を素材メーカーと連携して進めた。コストを下げるために、ネジ加工のしやすい快削材を採用することは妥協できず、試行錯誤を伴った。先回りともいえる投資であったが、世界を視野に入れた新しい製品作りに揺らぐところはなく果敢に取り組んだ。その誇りが、1つ1つにレーザーで刻印されたECOの文字に現れている。


2000アイテムを揃え、ロボット・通信施設・自動車分野へ

「エコスペーサー」は、黄銅とアルミの2系統で2000アイテムを揃えている。表面処理は、一般的なアルマイト処理の他、ネジ山の強度が高い無電解ニッケルめっきなどがある。
ロボットや医療機械、通信機器などに使われて、ロボットや通信施設の軽量化などに貢献している。今後、ますます自動車の電気系部品開発も進み、「エコスペーサー」の商機も増えていく。その流れを捉えて、ダントツに選ばれる製品とすべく、さらに2000アイテムを追加する計画である。



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