川崎ものづくりブランド
HOME製品に関するお問い合わせプレスリリース認定製品認定申込川崎ものづくりブランド推進協議会
認定製品〈第10回認定〉
認定製品第10回認定 【金胎麗漆】有限会社相和シボリ工業 | 【トグル制震装置】株式会社E&CS |
【CATOXシリーズ】株式会社キャトックス | 【クイックナップ】株式会社サンナイオートメーション |
【NISSEI・マイクロ5AX】有限会社日成工業 | 【“省金”めっき技術】AI TECHNOLOGY株式会社 |
【エレクトライク】株式会社日本エレクトライク | 【VF-DVR-001】株式会社日本ヴューテック |
【VOXELAN】株式会社浜野エンジニアリング | 【エコスペーサー】株式会社廣杉計器 |
【Model PMA100】美和電気株式会社

VF-DVR-001

 

会社概要はこちら

VF-DVR-001

日本人の人体計測データベースの礎を築く

VF-DVR-001国が日本人の身長や体重などの骨格データを計測し始めたのは、1978年からと言われている。それは、既製衣服の寸法基準を作成するためであり、当時の通商産業省工業技術院が、0〜69歳までの男女4万6千人の人体寸法データを採取したことによる。
 1992年から1994年にかけて、人間特性に基づいた使いやすさと安全な製品作りのため、男女3万4千人を対象に178箇所もの部位を細かに計測し、人体計測データベースを整備する事業が実施された。このことで、日本人の人間特性データが産業界に初めて提供され、様々な寸法の衣料や日本人の体格にあった椅子などの製品が、市場に普及することになった。
この時、使用された人体測定器が同社の「VOXELAN」である。同装置は、立体物を非接触で測定できる、国内初の三次元(3D)測定器であり、接触が困難な物体や、人体のように接触すると変形してしまう物体の測定に適している。それまで画一的であった女性用胸部下着が、今日のように多種多様なサイズ・形状に至ったのは、大手下着メーカーが本装置を導入し、胸部測定を毎年実施してきた背景がある。


多様なシステム展開で社会に貢献

VOXELANの開発は約25年前から開始され、1990年から販売が始まった。これまでに、人体測定のみならず、肌診断等の美容分野や、放射線治療の位置決め等の医療分野へのシリーズ製品の展開も進んでいる。 測定の原理は、スリット状にした赤色半導体レーザーを対象物に走査し、その反射光をCCDカメラで取り込み、3D形状を構築する「光切断法」をベースとし、そこに同社独自のノウハウを詰め込んでいる。個々のユーザーの要求に応じた設計力が、競合の追随を許さない同社の強みである。
 小物体計測用装置の「LPW−20HS」は、XY方向に20μm、Z方向に0.3μmもの微細なピッチで三次元データを取得することができる。同装置は大手化粧品メーカーに採用され、目尻のシワの改善具合を算出する化粧品効能試験に用いられている。また、医療分野では「HEV−600M」と「HEV−300M」が活躍している。これらは医療機器の認定を受けた製品で、前者は従来の被爆を伴うX線照射に代り、放射線治療における照射位置のナビゲートに使用され、患者にやさしい高精度な治療を実現している。


3Dプリンタに使える簡易な3Dデータスキャナ

昨今、ものづくりの新たな柱とも言われる、3Dプリンタの市場が急速に拡大している。ある市場調査資料によると、国内の2016年度の市場規模を数量2万台、金額240億円とある。これまで、衣料や化粧品、医療分野に貢献してきたVOXELANだが、次なる舞台は、3Dプリンタ向けの3Dデータ測定の分野と同社は考えている。
 3Dプリンタで物体を出力するためには、3Dデータが必要となるが、その方法は、3D−CADでデータを作り上げる方法と、3Dスキャナで物体の3D形状を取得する方法がある。3D−CADは専門的な知識を必要とするが、3Dスキャナであれば比較的短時間に3Dデータが制作できる。今後は3D技術の普及につれて3D教育のニーズが高まるのは必須である。そこに同社の新たな社会貢献の場が待ち受けている。



会社概要はこちら


| 戻る |