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フレグランスカード

 

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フレグランスカード

連携による新たな挑戦

フレグランスカード株式会社松本製作所が「アロマレフレール:フレグランスカード」を開発したきっかけは、富士通の芳香拡散技術との出会いだった。香る携帯電話に活用されたのち休眠特許となっていたこの技術を、プラスチック加工を営む当社のノウハウ・技術と連携させ、新たな商品開発ができないかとの思いから、当社にとって未知の分野であったアロマ分野に、初の試みとなる自社製品開発で挑むことになった。
 初めに思いついたのは、「香るシガレットケース」。女性の喫煙者がたばこの匂いが鞄につくのを嫌ってシガレットケースに香水をかけていたことから着想を得たものだが、これではユーザーや使用シーンが限られてしまう。誰でも、どこでも、あらゆる目的に対応できる形状はないかと熟慮を重ねた結果、「香りを持ち運べるカード」に辿り着いた。
 新しい挑戦は苦難の連続だった。依頼された図面通りに仕上げる受注加工をメインとする当社にとって、自ら図面を描き、コストを意識した原材料を選定することは初めての経験だった。また、本製品の核となる芳香拡散技術についても、富士通の携帯電話用のチップと、フレグランスカード用のチップでは求められる性能が異なることから、素材メーカーと連携し、香水等香りを篭らせ、ほどよく拡散させるために最適なチップの素材の選定や適切な大きさ、気孔率の検討を行った。また、アロマメーカーと連携して検証実験を重ね、マーケティングについては専修大学と産学連携を行った。こうして、川崎市内の大学、大企業、そして町工場が連携した、川崎らしい逸品が誕生した。


女性のニーズをとらえた商品力

「アロマレフレール:フレグランスカード」は、芳香拡散用のチップが埋め込まれたカードだ。チップに香水やアロマオイルをつけることで、約一週間香りが持続し、名刺入れや財布、ポーチ等に入れて香りを持ち運ぶことができる。チップを水洗いすれば、香りを付け替えることも可能だ。
 香りはプライベート、ビジネスシーンを問わず楽しめるもの。名刺に香りを移し個性をアピールしたり、満員電車でもこっそりと香りを楽しむユーザーもいれば、スポーツの前に、好きな香りをかいでモチベーションを上げるために使うというユーザーもいる。また、肌や服を濡らすことなく香水やアロマオイルを楽しめることも長所であり、用途の幅はまだまだ広がりそうだ。

ファッションに関心が高い成年女性の購入が多いが、贈り物として男性が購入するケースも多い。性別、年齢を問わない気軽なギフトとして、少しずつ浸透している。

ウェブサイトを中心に、発売から1年で約1,200枚を販売。個人注文のほか、企業からノベルティ用としてオリジナルデザインでの注文も受けている。



香りで日常を豊かに

香りは癒し、リラックス、個性のアピールなど、使い方次第で様々な効果をもたらす。決まった用途がないからこそ、ユーザーの声を大切にしている。例えば、プレゼントする相手の好みの絵柄がわからず選びにくいという利用者の声を受け、万人受けするシンプルな単色無地タイプをラインナップに加えるなど、要望をフィードバックした商品展開を行っている。
 一方で、メーカーサイドからユーザーに対して、新たな使い方やシーンを提案することも重要と考え、カードを取り付けられるi Phoneカバーケースを開発中である。また、チップの芳香拡散機能を保ちつつ、カード全面に印刷できるような改良や、さらなる薄型化にも取り組んでいる。販売開始から1年。まだまだお客様のための進化の可能性があると、当社は意欲を燃やしている。


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