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【アロマレフレール】株式会社松本製作所 | 【MSG-2060】株式会社計測技術研究所 |
【ZeRo.agri】株式会社ルートレック・ネットワークス

ZeRo

 

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農業を「成長企業」に発展させるシステム

近年増加し続ける世界の人口に対して安定的な食料の供給が求められる一方で、日本では農業就業者の高齢化により、就農人口の減少が年々進んでいる。このことは食料自給率、生産量の減少だけにとどまらず、後継者不足やノウハウの喪失といった、産業としての衰退という大きな問題をはらんでいる。
 このような背景の中で、ICTの活用により、経験と勘が頼りだった農業の「自動化」「見える化」「最適化」を実現したのが、株式会社ルートレック・ネットワークスの開発したICT養液土耕システム「ZeRo.agri」である。
 「ZeRo.agri」は、当社の強みであり、長年の実績と信頼があるM2Mクラウド技術と、明治大学黒川農場の先端農業技術を融合させた画期的な農業システムである。このシステムは、最小限の投資(植物工場の1/10程度)で、40%以上の減肥と単位面積当たりの収穫量アップ(20%以上)を同時に実現することができ、農業を儲かる「成長産業」に発展させるポテンシャルを持つ。また、中小規模のビニールハウス等の施設栽培農家が導入しやすい価格帯であり、初期投資は1から2年程度で回収が可能であるとともに、ランニングコストも月1万円程度ということから、コストパフォーマンスにも優れている。


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生産管理の自動化と生産ノウハウの蓄積にクラウドを活用。操作はタブレットで簡単に

システム導入の対象は、ICTとの親和性が高い「養液土耕」とよばれる栽培方法である。この農法は、水と肥料を混合した培養液を土に浸透する速度で与える、世界的に確立された経済的な栽培技術で、国内で多く導入されているビニールハウスでの野菜栽培等に適している。この農法に「ZeRo.agri」を導入することで、ハウスに設置した土壌センサーと日照センサーの測定データから、明治大学農学部との産学連携により開発した独自のアルゴリズムに基づいて電磁弁の開閉をコントロールし、自動的に最適な量の水と肥料を与えることができる。また、操作にタブレット端末を用いることで、グラフ化された測定データの確認と、水分量等の目標値の設定入力も簡単にでき、過剰施肥による土壌や水質の汚染の軽減につながり、慣行農法からの移行も容易である。「ZeRo.agri」の管理指標の確立は、養液土耕栽培において最先端の実証研究に取り組む明治大学黒川農場(川崎市麻生区)で行われており、今後の普及が期待されている。
 「ZeRo.agri」は、生産管理の7割の自動化を実現しており、経験と勘を活かせる要素をあえて3割程度残していることで、農家や作り手ごとの差別化要素が失われないように設計されている。


農業クラウド市場のフロントランナーとして

システムを導入した農家からは、「『ZeRo.agri』の導入により、トマトの収量は前年比25%増加し、大玉率も高まったことで、2割の利益増を実現できた」との喜びの声も上がっており、現状のメインユーザーである小規模の果菜類農家に加えて、それ以外の作物を生産するハウス農家への展開にも意欲的だ。
 また、当社では、東日本大震災の被災地において、明治大学、福島再生の会と協力をして、帰村者の産業再興を目的に、「ZeRo.agri」を活用して観賞用の花きである「トルコききょう」及び果菜類の栽培を行う事業モデルを構築中である。今後は、中小規模のパイプハウスによる施設栽培者に加えて、水稲育苗ハウスなどの、季節による稼動量のばらつきを課題とする農業従事者を新たなターゲットとして積極的に展開するとともに、新規就農を目指すデジタルネイティブ世代への一層のアピールを図っていく方針だ。当社は、「ZeRo.agri」の普及により国内農家の経営の安定や収益向上に寄与し、わが国の食と農の持続的な成長を貢献するとともに、システムと栽培ノウハウをパッケージ化してグローバル展開し、「Japan as Number 1」として世界の農場市場で認められることを目指している。



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