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認定製品〈第14回認定〉
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扁平ピンゲートブッシュ

 

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扁平ピンゲートブッシュ

ゲート残りと樹脂流動性の問題を同時に解決

当社は、昭和53年に創業し、カメラの内部部品等、微小高精度部品の射出成型用金型を主力として、射出成型用金型と各治具の設計・製造を手掛けてきた。

金型内の製品部にプラスチック樹脂を流し込むゲート方式の1つにピンゲートがある。成形時に自動で製品とランナーが切れるのが特徴であるが、ゲート先端部の樹脂が糸引くように製品部に残ることが、品質・コスト上、問題となっていた。解決法として、従来はゲートの先端面積を小さくすることで改善していたが、樹脂の流動性が悪くなるという大きな弊害があった。当社が開発した扁平ピンゲートブッシュは従来真円状になっているゲート先端形状を長方形や長円形、楕円などに扁平させることで従来のピンゲートと比較して周長を長くし、樹脂の固化を早め、ゲート残りを小さく安定させる事を可能にした。また、円形状と同等以上の面積・体積を確保できるため、流動性も損なわれない特徴を併せ持つと共に、ゲート幅を細くできるため従来設置できなかった狭いリブ上などの製品面にも設置できるようになった。


技術の融合による独自技術

本製品の製作は、内径が細く深く、さらに表面の鏡面性と硬さが必要であり、高い技術力を必要とする。経験実績もなくゼロから試行錯誤を重ねる中、ゲート幅を細く加工することを最優先で考え、様々な加工方法で試行し、その中から電鋳加工を選択した。電鋳加工はマスター(母型)にニッケル合金をメッキ製造する技術で、マスターの形状を100%転写する特徴を持っている。このマスター加工に、当社が培ってきた金型加工のノウハウを用いる事で、マスター長さ100mm超で同軸0.02mm以下という高精度に収め同時に鏡面に仕上げる事に成功した。電鋳加工技術と金型加工技術の融合による独自技術と言える。


品質・コストに貢献

本製品導入によりゲート残りが小さく安定するため、検査や後加工が削減されると共に、樹脂流動性も確保されるため、ゲート数削減(樹脂削減)、成形サイクル短縮、成形機サイズダウンにつながる。また、ゲート幅をスリムに設定できるので、製品への設置場所や金型設計の自由度が増す。結果として、成形・金型・アセンブリメーカーそれぞれの品質向上・生産性向上に貢献できる。ユーザーからも品質が向上したという報告を受けており、着々と販売数も伸びている。

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